認知症とアロマ

aromaru

2015年06月27日 09:00

今朝もTVで話題になっていました 認知症。


特別な人に起こる特別な出来事ではなく、歳をとれば誰にでも起こりうる病気の一つ。


厚生労働省の2015年1月の発表によると、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人

65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。

軽度認知障害(MCI: mild cognitive impairment)と推計される約400万人を合わせると

高齢者の約4人に1人が認知症またはその予備群ということになります。

一方、65歳未満で認知症を発症する場合も。

なかでも気をつけたいのは「若年性アルツハイマー病」。

65歳未満で発症したアルツハイマー病のことを指す言葉で、40代、50代の働き盛りで起こることもあり

老年性のものより進行が早く、症状も重くなる傾向があるようです。


実際に 知人の女性で 40代でのアルツハイマー発症により 中高生のお子さん方はじめ

ご家族の方の献身的な介護を目の当たりにしたことがあり

自分自身も人ごとではないと衝撃を受けました。


そこで 一昨日から 楢林先生の膝ケアアロマ会の交流ページの中で

認知症の話題になり 

『何故 アロマが認知症に効果的なのか?』との問に 楢林先生のお考えが出されました。





① 海馬と嗅球への刺激
② アセチルコリンエステラーゼの阻害
③ βアミロイドタンパクの生成させる酵素の阻害
④ エストロゲンと脳細胞

これらの理由を述べると かなり長くなってしまうので省きますが

好きな香りを暮らしに取り入れていくのは 決して無駄にならない、と実感します。


私は 体内時計のリズムが狂うことへのアプローチも香りによる刺激は効果的だと感じています。

サーカディアンリズムの規則性が狂いやすい認知症の方の睡眠障害、感情の起伏等にも効果的であり

まずは 心地よい眠りは ご家族の方々への明日の力にもなります。


ぜひ 暮らしに香りを♪


今日も香っております。




関連記事